イベントコラム

何を感じてもらうか?何を得てもらうか?

前回までは、
展示会出展の全体像、
スムーズな準備のためのマイルストーン、
企画立案のポイントや目標設定などについて、
お伝えしてきました。

→前回はこちら
→前々回はこちら

今回はブースのコンセプト・テーマ設定、
そしてデザインについてお伝えしていこうと思います。
展示会に自社ブースを出展する上で、
一番といっていいほど気になる点、
それがブースデザインではないでしょうか。

来場者にはどのように見えているのか、
他社と被ってしまい埋もれてしまわないか、
予算は限られているがいいデザインを採用したい、等々、
展示会をいろいろと歩き回ってみると分かりますが、
各社様々な工夫を凝らしたデザインで、
来場者に向けたアピールを行っています。

確かにデザインは展示会を成功させる上で、
とても重要なファクターですが、
デザインほど選択肢が無限大にあり、
正解が見えにくい項目は他にはありません。

デザインの方法については、
各社様々なやり方があるかと思います。
弊社では、ブースのデザインを決定する際に、
いつも念頭に置いている内容があります。

それは、
目標、コンセプト・テーマ、デザインの一貫性
です。

~性というと少し難しく感じますが、
要は「何を伝えたいのか?」がはっきりしているかどうか、
ということです。

前回のコラムで、目標設定の重要性をお伝えしましたが、
せっかくしっかりした目標を立てても、
ブースのコンセプトがその目標とちぐはぐなものであれば、
結果を達成することは難しくなってしまいます。

例えば、目標は“商品名を多くの人に覚えてもらう”としましたが、
ブースコンセプトは“会社名をアピールした派手なブース”としてしまうと、
ブース内で商品名と会社名がケンカしてしまい、
最悪どちらも印象に残らないという結果になりかねません。
もちろんこれは極端な例ですが、
常に気にしておかないと、
一貫性がなくなってしまうことは多々あります。

逆にしっかりとした一貫性を持っていれば、
目標→コンセプト→デザインとスムーズに意思決定することができ、
来場者にもアピール内容が伝わりやすいブースに結びつきます。

要望はしっかりと共有!

そしてもう一つ大事なことは、
どんなブースにしたいのか、 目標やコンセプトを施工会社としっかり共有して、
目指すブースに近づけていくことです。

展示会ブースの施工は、
店舗内装や建築に比べて自由度が非常に高いため、
選択肢がとても多くなります。
その選択肢の中から、
お客様の、
「何を感じてもらうか?」「何を得てもらうか?」
に対して最適な、
「このような感じてもらい方」「このような得てもらい方」
をデザインとして提案、ブースとして実現するのが私たち施工会社の仕事です。
たくさんの選択肢の中から最適なものを選ぶ際に、
お客様の要望は、たとえどんな些細なご要望であっても、
重要な判断基準となります。

目標やコンセプトに一貫性があり、
要望がしっかりと共有されているブースは、
とてもよくデザインがまとまっていて、
ぱっと前を通っただけでもアピールが伝わる、
完成度の高いブースとなります。


ここまで読んでいただきありがとうございます、
少しでも展示会担当者のお力添えになれば幸いです!

次回はゾーニングの話を考えています。


文責:ガルーダシップ展示会担当 桑野